よるにゆるりと

本をよむこととふらふら歩くことがすきです。

ことばを

 

 

 

ことば、がすきです。

文章、がすきです。

 

本、がすきです。

ずっとずっとすきでした。

 

気付いたときにはそばにいたんです。

 

家の近所に図書館があって、当たり前のように毎週通って、日が暮れるまでこどもコーナーで読んで、閉館時間でどっさり借りて、絵本って大きさがまちまちだし大きなものはバックのなかには入らないから両手でだっこしながら歩いて帰って、母に「ごはん食べなさい」「お風呂入りなさい」って怒られるまで読み続けて、眠くなるまで布団に潜って読みふけってました。

 

外で遊ぶのもだいすきだったけど、本を読むことがもっともっとだいすきな子どもでした。

 

年をとって、本を読むってこと以外にもたくさん面白いことを知ったし、飽き性だからすきなものもころころ変わったけど、これだけ長くすきでいるものはないです。

 

仕事、としての選択肢に「ことば」や「本」を入れたことはいままでなかったのだけど、ずっとたずさわっていきたいものは?わたしはこれをしています!って胸をはって言いたいものは?わたしが思う"楽しい"に最も忠実でいられるものは?ってここ何年か自分にたくさん問いかけ続けた結果、いま、やっと少しずつ見えてきた気がします。

 

やっぱりわたしはいままでずっとすきだったものにもっとふれていたいです。

いますきって思えてるいろんなもの、ぜんぶまとめてずっとそばにいてほしい。

 

わたしが楽しい!って思ってるものを他の人も同じように楽しい!って思ってるって知りたいし、楽しい!って思ってもらえるようになったら嬉しい。

 

そんなふうに生きていきたいです。

楽しいに忠実に生きるために、ほしいものをほしいとおっきな声で言えるように。

ちゃんと手に入れられるように。

「ことば」にして残していけたらいいな、と思ってます。

 

見ていてくれたらうれしいです。

よろしくお願いします。